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東京から新幹線で約2時間 新潟を代表する醸造の町・摂田屋 まずは1831年から続く老舗醤油屋「越のむらさき」へ

東京から新幹線で約2時間、越後湯沢駅から新幹線で約20分ほどで新潟長岡市に行くことができます。

ここには江戸時代から続く日本の醸造文化を見ることの出来る町「摂田屋」があります。当時から残る土蔵などが立ち並び、醸造文化と共に建物を見ながら町歩きも楽しむことが出来ます。

その「摂田屋」の玄関口に、レンガ造りの煙突がシンボルの1831年から続く老舗醤油醸造会社「越のむらさき」があります。

新潟県長岡市の醸造の町・摂田屋にある、老舗醤油屋「越のむらさき」

越のむらさきの大きな木造の社屋は1877年建築という、摂田屋の歴史を感じる醸造蔵。主屋と土蔵は「国土の歴史的景観に貢献している」とのことから、国の登録有形文化財に指定されています。地元長岡市の第一回都市景観賞も受賞。

新潟県長岡市の醸造の町・摂田屋にある、老舗醤油屋「越のむらさき」


そしてもうひとつシンボルとなっているのが、越のむらさきの店先に鎮座する「道しるべ地蔵」。この場所はかつて江戸新潟を結ぶ交通路として使用されてた三国街道の岐路にあり、台石には”右は江戸 左は山道”と彫られており、道しるべ地蔵として古くから親しまれてきました。今では越のむらさきの商標にもなっています。

新潟県長岡市の醸造の町・摂田屋にある、老舗醤油屋「越のむらさき」


越のむらさきでは工場見学もできます。所要時間は約1時間ほど。事前予約が必要ですが、せっかく行くのなら工場内に入って見るのもおすすめ。

看板商品は社名にもなっている、「特選かつおだし 越のむらさき」。発売当時の日本では出汁は自分で取るのが当たり前だったので、定着するまでにかなり苦戦。今ではどこの食卓にも越のむらさきのお醤油があると言ってもいいぐらい当たり前になりました。越のむらさきのだし醤油が無ければ、今も出汁を取る家庭は多かったかもしれません。。。

摂田屋のお土産には欠かせない、逸品です。

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