新潟県長岡市にある摂田屋地域は、「醸造の町」として知られていて江戸時代から続く醸造蔵が6蔵あります。当時から残る土蔵などが立ち並び、醸造文化と共に建物を見ながら町歩きも楽しむことが出来る町。
その醸造蔵の1つに、470年余続く新潟で一番古い酒蔵「吉乃川」があります。越後の戦国武将 上杉謙信活躍の頃より伝統を守り、越後の良酒を醸し続けています。
吉乃川の特徴は、新潟清酒らしいすっきりと口当たりの良いお酒。そして、目指すのは上質かつ安定した酒質の買いやすいお酒、「いつものうまい酒」「美味しくて手頃に飲める定番の酒」。
使用するお米は米どころ新潟の地元米のみ。さらに、酒造りを原料から行うという取り組みを7年前から実施。蔵人が栽培した「蔵人栽培米」も使用して地元産に拘った酒造りを行っています。
吉乃川では、築約100年の倉庫(登録有形文化財)を改装した「酒ミュージアム 醸蔵」にて吉乃川の日本酒を味わえるバーや日本酒を購入できる売店があります。
その他、吉乃川の歴史や昔のラベルデザイン、酒造りの道具などの展示もあり日本酒を色々な形で楽しむことが出来ます。「酒造り体験ゲーム」というちょっと楽しいコーナーも。酒造りの最高責任者「杜氏」を目指して挑戦してみるのがおすすめ。
吉乃川を堪能した後は、歩いて3〜4分で行ける「LIS摂田屋」に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。こちらの店舗は、新潟県内の日本酒を使ったリキュールやカクテルが集まったお店。日本酒の新たな楽しみ方を知ることの出来る楽しい商品が並んでいます。摂田屋の町では色々な日本酒を堪能することが出来ます。